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腹圧調整ってどれくらいの強さで押せばいいの?【楽読レッスンQ&A】

2021年12月13日

楽読レッスンを受講中の人

楽読レッスンを受講中の人「楽読レッスンの腹圧調整のとき、どれくらいの強さで押したらいいんだろう。そもそもなんでレッスンに腹圧調整が入っているんだろう?」

こういった疑問に答えます。

この記事を書いている私は、楽読インストラクター歴9年。
3,000人以上の受講生様を担当させていただいており、現在は新宿と町田で楽読スクールを2つ経営しています。

また、コアチューニング®︎認定講師として、体操教室やトレーナー養成講座の開催などの活動をしています。

それでは、さっそく見ていきましょう。

楽読レッスンで行う腹圧調整の強さはどれくらい?

楽読レッスンの腹圧調整のときに、受講生さんから「触るだけ?どれくらいの強さで押したらいいの?」と聞かれることがよくありますが。

結論から言うと

力まない程度に軽く押す

です。

息を吐くときに軽く押します。

というのは、

腹圧調整は「緩める」ことが一番の目的

なので、グッと強く押そうとすると、力が入ってしまい、かえって緩まなくなって効果が出にくくなるからです。

「力まない程度に軽く押す」
これがセルフチューニングの基本です。

施術の場合は別です

施術者にコアチューニング施術をおこなってもらう場合は、他の人の手で押すので、深いところまで押せて、より効果が出やすくなります。

楽読レッスンでの腹圧調整の役割

お腹を押す強さを知るだけでなく、腹圧調整がなぜ楽読レッスンに入っているのかも理解しておくと、よりレッスンの効果を高められると思います。

腹圧調整とは、須田達史先生が創設されたコアチューニング®︎メソッドの中の1つのメニューです。楽読レッスンで腹圧調整を使うことができるのは、須田先生と楽読創始者・平井ナナエとの長年の交流・信頼関係に基づくものです。

腹圧調整のやり方に関しては、ぜひ楽読レッスンや、コアチューニング®︎体操教室などに参加していただき、知っていただければと思います。

ここでは、腹圧調整が楽読レッスンでどんな効果をもたらすかについてお話しさせていただきます。

結論としては

腹圧調整で全身の血流が良くなり、脳の血流もよくなって脳が活性化しやすくなります

そして意識するポイントは

  • 腹式呼吸
  • 腹圧

です。

腹式呼吸でリラックスしやすくなる


健康によいといわれている呼吸法はいろいろありますが、特別な訓練は必要なく誰にでもできることから人気が高いのが「腹式呼吸」です。

そして腹圧調整でも、腹式呼吸を行います

具体的には、鼻から吸うときにお腹をふくらませ、口から吐くときにお腹をへっこませます。

なんで鼻から吸うの?

よく「口呼吸より鼻呼吸がいい」と言われますが、なぜ鼻から吸ったほうがいいのか、知っていますか?

鼻から吸うことでフィルター作用があるので、菌やウィルスが体内に入りにくいということもありますが、もう一つ重要な理由があります。

それは「脳を冷やすため」です。

鼻から吸った空気で脳を冷やす、という効果があるのです。

ちょっと実験してみましょう。
口の前に手のひらを置いて、鼻から吸った空気を口から吐くと、ちょっと温かくないですか? 

これは脳の熱を吸収したので温かくなっているのです。

脳は例えるならコンピューターです。そして、コンピューターが弱いのは熱です。鼻呼吸で脳を冷却することで、脳の温度も一定に維持する事ができ、脳の働きも維持されるのです。


画像出典:細田耳鼻科ホームページ

胸式呼吸と腹式呼吸の違い

普段何気なくしている呼吸は、息を吸ったときに胸が膨らみ、息を吐くと胸がへこむという動きをしています。

このように胸が動く呼吸は「胸式呼吸」といい、日常の呼吸のほか運動時や深呼吸も胸式で行います。

一方、ベッドの上で横になってリラックスしているときや、うつ伏せのときなどは、息を吸うとお腹が膨らみ、息を吐くとお腹がへこみますが、胸はあまり動きません。このようにお腹が大きく動く呼吸が「腹式呼吸」です。

腹式呼吸はリラックスしているときや眠っているときに自然に行っている呼吸ですが、起きて活動しているときはほとんど見られません。

大きな違いは横隔膜の動き


出典:ヨガスタジオ リンデン

【胸式呼吸】
肋骨を広げたり閉じたりすることで行う呼吸

【腹式呼吸】
腹を出したり引っ込めたりする呼吸で横隔膜を上下させて行う呼吸

両者の違いの一番大きなポイントは「横隔膜の動き」です。
ここから派生して、次のような違いが生まれます。

胸式呼吸の特徴

・横隔膜があまり動かない
・そのため、一度に吸える量はやや少なくなるが、呼吸が素早く行えるというメリットがある
・交感神経が優位になり、運動時や日常の活動時に適している

腹式呼吸の特徴

・横隔膜を大きく動かす
・そのため胸式呼吸よりも一度に吸う量が多くなる
・呼吸がゆっくりになり、副交感神経が優位になる
・感情の暴走を抑える役割を持つ「セロトニン」の分泌量が増える
・筋肉の緊張が解け、気持ちが落ち着いてリラックスしやすくなる

腹圧を高めていく


腹式呼吸で横隔膜が動くことによって吸う量が多くなるということ以外にも、メリットがあります。

それが「腹圧が高まる」ということです。

そして、

腹圧調整でお腹に直接アプローチすることで、腹圧をより効果的に高めることができる

のです。

そもそも腹圧とは?

背中には背骨がありますが、普通の人はお腹には骨がありませんよね。(お腹に骨がある人がいたら教えてください笑)

お腹に骨がないことで、私たちは身体の柔軟な動きが可能になります。

後ろには背骨があって体を支えてくれていますが、前には骨がない。ではどうやって姿勢を整えているかというと、それが「腹圧」です。

イメージ的には、お腹に風船のようなものがあって、風船がふくらむことで、身体を安定させてくれています。

腹圧が高まることによるメリット

  1. 姿勢がよくなり、肩こりや腰痛にも効果がある
  2. 内蔵が正しい位置に保たれる

腹圧が高まることで、上記のようなメリットがあります。

しかし、ふつうに日常生活を送っていると「風船」がしぼんできて、腹圧が下がります。そうすると、体を支えようとして肩や腰が頑張ってしまうので、肩こりや腰痛になりやすくなってしまうのです。

内蔵の位置を正しく保つ

さきほどのように腹式呼吸で横隔膜が上下運動します。

横隔膜が下がる時に内臓を圧迫され、上がる時に緩みます。これを交互に繰り返すことで、腸をマッサージする効果があり、腹圧も保たれます。

そうすることで、内臓を正しい位置に保てるようになります

では逆に、腹圧が低下してしまうと、どうなるか?

内臓はぶらさがっているだけの構造なので、順番は決まっていますが、「胃はここにいなさい」と固定されているわけではありません。腹圧が下がれば、下に下がっていって、下垂してしまうのです。そうすると、圧迫されて、内臓の働きが悪くなる、という流れです。

腹圧が下がる
 ↓
内臓が下垂し、働きが悪くなる
 ↓
内臓の血液循環が悪くなる
 ↓
全身の血液は繋がっているので、全身の血流がとどこおる
 ↓
脳の血流もとどこおる

逆に、腹圧が高い状態が維持できると、

腹圧が保たれる
 ↓
内臓が正しい位置に保たれ、働きがよくなる
 ↓
内臓の血液循環がよくなる
 ↓
全身の血液は繋がっているので、全身の血流がよくなる
 ↓
脳の血流もよくなる

末端まで血液がいくようになるので、手足の冷えにもいいですよ。

楽読に入会された方から受ける質問で最も多いもの

「家でやったほうがいいことって、何かありますか?」

これまでの経験上、楽読の受講をスタートする際に、10人中7〜8人の方から質問されます。

ご自身で時間のある時に、眼筋トレーニングや、文字を速く見る練習などをされるとよいと思いますが、「これは絶対にやったほうがいい」というものがあります。

それが「腹圧調整」です。

受講生さんに「家で腹圧調整、やっていますか?」と聞くと、「たまにやってます」という方もいらっしゃいますが、本当にもったいないぜひ毎日やってください。

速読効果を得るためにも、本来あるべき姿へ還るためにも、身体が整っていることは重要です。身体が変われば人生が変わります。

レッスンをさせていただいて感じるのは

毎日、腹圧調整をされている受講生さんは、レッスンでの数字の伸びやすいし、気づきの力も高い

ということです。

ですので、楽読を始められた方は騙されたと思って、ぜひ腹圧調整を日々の習慣として取り入れてみてください。着実に人生が変わってくると思います。

1日5分寝るだけで肩甲骨が開き呼吸が深くなる協会公式ポール

デスクワークで背中が丸まり呼吸が浅くなっている方におすすめ


楽読レッスンでは、腹圧調整は座って行うことも多いと思いますが、本来は寝て行うものです。

寝て行う際は、何もなくても効果は十分感じられますが、専用の協会公式ポールを使うと、より効果を実感できます。

このポール、乗って寝てみれば、分かります。
まるでチーズが溶けるように身体がゆるむ感じです。

名称 JAPANコアチューニング®️協会公式ポール
サイズ 長さ 99cm / 直径 13cm
重量 約1180g
特徴 軽量で変形しにくく、へたりにくい芯材を使用。一般のポールより直径が小さく細めに仕上がっているため、背中にフィットしやすく、ポールの上に寝るだけで、体の自重(じしゅう、自分の重さ)で身体がゆるみます。
料金 16,500円(税込) ※別途送料1,500円

太さや硬さが女性や高齢者にも優しいと好評です。

僕自身も毎日使っています。朝晩の腹圧調整のときはもちろん、仕事で少し休憩するときに5分くらいのるだけで、肩や背中のハリが和らぎます。

一般のポールよりは割高ですが、仮に3年使えば1日15円5年使えば1日9円のコストパフォーマンスだし、家族みんなで使えますからね。

おわりに:奥深い世界があります


今回は、楽読レッスンでの腹圧調整について、押す強さだけでなく、効果や意識すべきポイントについてお伝えいたしました。

腹圧調整はすごく簡単に結果が出るように作られていますが、理論はかなり深いですし、ここまでに至るまでにすごくたくさんのものがふくまれています。

ぜひ一度しっかり学んでみてください。
その奥深さに驚くでしょう。

今回は以上となります。
おつかれさまでした。

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りゅうちゃん

楽読インストラクター|ブロガー
脳と身体の力みをとり最高の自分を発揮する速読メソッド「楽読」スクール経営|2018年楽読R-1グランプリ優勝|”シンプルで見やすくわかりやすい記事"をモットーに、明日誰かに話したくなることを発信中|2児のパパ

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